一酸化窒素を分泌して血管の内側から元気に
加齢や運動不足で体が硬くなるといわれますが実は血管も同じです。年をとった血管は劣化したゴムホースのように硬くボロボロになり、詰まったり破れたりしやするなります。
そのまま放っておくと血流が悪化し、血管はますます老化していきます。それは不調にとどまらず動脈硬化など大きな病気の原因になります。しかし血管のストレッチを行うことで弾力のある血管を取り戻すこともできるといわれています。
血管のストレッチにお勧めなのは体に力をギュッと入れて緊張させた後、フッと脱力するだけです。それだけで、一酸化窒素の分泌量が増えるところに意味がります。
一酸化窒素とは、血管の内皮細胞から分泌される気体で、血管を広げる働きがあります。緊張を脱力を繰り返すと血管の内皮が効率よく刺激され、分泌量が増えるのです。
血管が柔らかくなれば血流が良くなり、不調が楽になります。
寝ながら血管ストレッチのやり方
1.全身に力を入れて10秒キープ
仰向けになり、顔、肩、腕、手、肛門、足先まで、全身に力を入れ、息を止めて10秒キープする。
2.息を吐いて脱力する
大きく息を吐きながら全身の力を抜いてリラックス。これを3回繰り替えします。
肩上げ下げストレッチ
全身に力を入れて両肩を限界まで上げ、息を止めて10秒キープ。その後、大きく息を吐きながら肩を落として脱力する。数回繰り返すと肩回りがぽかぽかに。
タオル引っ張りストレッチ
両手でタオルの端を持って腕を前に出し、左右に引っ張り合う。そのまま息を止めて10秒キープする。その後、大きく息を吐きながら脱力する。それを数回繰り返します。
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