肩こり・首痛・腰痛が起こる原因

首こり・肩こり 体の歪み

肩こりや腰痛は主に体の後ろにある筋肉の凝り、つまり緊張が強くなっている状態から来るものと考えられています。
しかし、手足の筋肉の肉離れでは何野で運動しすぎて筋肉をたくさん使ってしまったせいで「痛み」「凝る」ということは、首や腰ではあまりありません。
なので、首や腰の筋肉が硬くなる原因としては、筋肉の使い過ぎよりも、その内側にある背骨のトラブルであることが多いと考えられています。
具体的には背骨の中の椎間板という部分にゆがみが生じ、それに伴い後ろの部分の関節もゆがむことが多くの原因をしめています。
結果としては、筋肉が緊張して「凝る」という現象、さらに緊張が強くなると「痛み」として自分で認識することになります。

血管が多く通っている筋肉は、緊張して硬くなると白くなり、中には血流の流れが阻害されます。
それに伴い、筋肉は相対的に血液が足りなくなり代謝も落ち、筋肉そのものから痛みを発するのです。すると痛みのために、そこへ伸びている神経が刺激を受け、緊張します。
また、神経の行き先である筋肉がますます緊張し、どんどん血液の流れが悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

このことが凝りや痛みを引き起こす主な原因と考えられています。

痛みとなると、筋肉からのものだけでなく、背骨のつなぎそのもののゆがみからくることも多いと思います。
ゆがむ部分は普通は骨ではなく関節です。
その関節の一つが椎間板で、一つが椎間関節という部分です。
これらの関節を包む袋である関節包には痛みのセンサーが付いており、この部分にトラブルがあると、筋肉の緊張も相まって存在することが多いです。

まとめてみますと、痛み、凝りを生じる構造物は筋肉、靭帯、椎間板、椎間関節、そして筋肉の中にある神経などが考えられています。
また、腰痛は骨の病気や骨がつぶれたりすること(圧迫骨折)でも起きます。

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