胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

このような症状でお困りではありませんか?

  • 上肢のしびれ、痛み、だるさ、肩こりのような症状
  • 明らかな感覚障害や筋力低下はない
  • 体系がなで肩
  • 洗濯物を干したり、吊革に手を伸ばしたり、腕を上げたりしようとすると上腕がしびれ、肩や腕、肩甲骨周辺まで痛みが出る

胸郭出口症候群の症状

胸郭出口症候群の主な症状には肩や首の凝りや痛み、腕や手のしびれや痛み、指先の冷えなどがあります。

また、首から肩にかけての痛み、腕から手にかけてのしびれ、片腕や手にかけてのだるさなど、症状は広い範囲で起こることもあります。

これらの症状は、いつもあるわけではなく、ある姿勢や動作を行ったときに起こるのが一般的です。

例えば、電車のつり革につかまっているときに、腕や手に痛みが出てくる人がいます。

また、ずっと腕を上げたり、前かがみの姿勢を続けていると、肩こりがひどくなる人もいます。

あるいは重い荷物を持ち上げるときに、腕や手にしびれなどの症状が出てくる人もいます。

軽症のうちは、このような動作をさせることで症状が出ないようにすることが出来ます。

しかし、進行するとどんな姿勢をとっても症状がなくならないこともあります。

この他、胸郭出口症候群が進行すると、握力が低下して、手に持った荷物を落としてしまったり、手が麻痺して細かい作業がしずらくなってしまったりすることもあります。

胸郭出口症候群になりやすい人の特徴

  • 先天的に神経や血管が通っている胸郭出口が、生まれながらに狭くなっている人
  • ショルダーバッグが肩からずり落ちやすいような、なで肩の女性
  • 首が短く筋肉質で、肩の筋肉を良く動かす習慣がある男性
  • 仕事などで重い荷物を持つことが多い人
  • デスクワークでパソコンのキーボードを打つときなど、腕を浮かせた姿勢を長時間続ける人
  • バレーボールやバドミントンなど手を高く上げるスポーツをする人

胸郭出口症候群には3つのタイプがある

胸郭出口症候群は、医学的に言うと3つの症候群の総称です。

3つのタイプは、神経や血管が絞め付けられる部位が違っています。

斜角筋症候群

斜角筋というのは、首の全面についている筋肉で、首を前に曲げたり、首を横に曲げたりするのに使われる筋肉です。

斜角筋が緊張すると、この隙間が狭くなります。

その結果、隙間を通る神経や血管が絞め付けられて、しびれや痛みなどの症状が出てくるのが斜角筋症候群です。

肋鎖症候群

鎖骨と第一肋骨の隙間のことを肋鎖間隙といいます。

この肋鎖間隙が狭くなって、そこを通る神経や血管が絞めつけられ、症状が出てくるのが肋鎖症候群です。

小胸筋症候群

小胸筋は、鎖骨の少し下にある烏口突起から肋骨にかけて伸びている筋肉です。

腕を伸ばして上に持ち上げる動作をすると、小胸筋が緊張します。

緊張が強すぎると、この隙間が狭くなって、神経や血管が絞めつけられて、しびれや痛みなどの症状が出てくること小胸筋症候群です。

整体院ケアスタジオでのアプローチ

当院では、あなたの不調・悩みの根本的な原因は

  • 背骨のゆがみ
  • 筋肉の緊張
  • 血液・リンパ液・脳脊髄液の循環不良
  • 心の問題(ストレス)

など上記のものが複雑に絡み合っていると考えています。

そのため肩こりだから肩、腰痛だから腰とは考えていません。

肉体的な原因

症状の早期の緩和のために患部にアプローチをすることも必要です。

しかし、すぐに元に戻ってしまう時は、患部が痛みを発しているのは結果であって原因ではないのではと考えられます。

例えば、腰を反らせたとき腰痛を感じたとします。

腰痛を感じた場所が原因かなと思いがちですが、お腹側の筋肉を緩めてあげたほうが楽になることがあります。

これはお腹側の筋肉が緊張していたために上手に伸ばすことが出来ず、腰を反らしたとき無理な負荷がかかり、痛みを感じていたということです。

このように患部とは離れた場所が根本原因であることが良くあります。

ここを見極めて背骨のゆがみ、筋肉の緊張を整えていきます。

すると血液・リンパ液・脳脊髄液の滞りが改善していき、体調が整っていきます。

精神的な原因

もう一つ大切なのが心の問題です。

心が感じるストレスも体に大きな影響を与えます。

  • ストレスで胃痛になり、その後腰痛になる
  • 仕事のストレスで、肩に力が入ってしまい、抜き方がわからなくなる。
  • 夜、眠れなくなる。
  • 寝ても疲れがとれない。

例えばストレスで胃が痛くなったとします。

そうするとお腹に手を当て、姿勢を丸くしませんか?

これは無意識に姿勢を丸くしたほうが胃が楽になり、働きやすくなる姿勢をとるためです。

一時的ならいいですが、これが慢性的になると姿勢が崩れ、腰痛となることも考えられます。

このように心の問題は直接的な影響がご自身ではわかりにくいものもありますが、様々な患者さんの話を聞くことでわかることもあります。

そのことが患者さん自身が認識できることがとても重要だと考えています。

整体院ケアスタジオでは「ほっとできる時間」を少しでも作り、リラックス出来、心が豊かになれるよう施術を行まいります。

不調や痛みが改善に向かう道筋

痛み・不調の原因が同じ場所だけとは限りません

痛みのある場所を施術しているのに、なかなか良くならない。

そのような方は原因をしっかり施術していく必要があります。

また、痛みが起きたり収まったりを繰り返している方も、原因が改善していないせいで、何回も繰り返していると考えられます。

そのような辛い症状でお困りでしたらご相談ください。